pyファイルを配布する時はexeファイルにする
先日パソコンAで作成したPythonのソースファイル(.py)を、パソコンBで実行しようとするとうまくいきませんでした。
コンソールアプリだったのですが、一瞬だけコンソールが表示されすぐに終了してしまいます。
Visual Studio Codeで中身を見ると、import numpy
の箇所にエラー。
pip list
コマンドでライブラリを見てみるとパソコンAにはnumpyがインストールされているのに対し、パソコンBにはインストールされていませんでした。
実行環境にライブラリが足りていなければpyファイルは実行できないようです。
つまりPythonでアプリケーションを作ってもpyファイルは配布するには少し向いていない。
上記サイトによると配布する時はexeファイルにすると良さそうです。
- pyinstallerがなければ
pip install pyinstaller
でインストール - pyファイルのある階層に移動し、
pyinstaller xxx.py --onefile
これでしばらく待つとdistフォルダが作成され、中にxxx.exeファイルが生成されます。
注意点として、例えばアプリに「同階層のCSVファイルを読み込む」といった操作が含まれる場合、そのままの場所でEXEを実行するとエラーになるのでファイルを移動させましょう。